クリスマスが近づいてきました。
我が家ではこの時期から、ヘビーローテーションになる映画がいくつかあります
昔、紹介したものがほとんどですが・・
ということは時代を超えた名作!と勝手に思ってます(笑)
まずはこの不朽の名作から。
見たことが無い方はぜひご覧ください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
冬に楽しみたい映画たち~X'mas、Snowy Movie~
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
皆さんは、どんなクリスマスを過ごされるのでしょうか。
僕はやはりこの映画を流しながら家でのんびりしたいと思っています。
もう何度目のご紹介でしょうか。
やはりクリスマスといえば、この映画をおいて他にはありません。
天使の鈴を音を聞いて、自分自身の幸福と、
全世界の平和を祈るのもいいのかもしれませんね。
さて、クリスマスソングは、世界各国で実にさまざまのものがありますが
これほどまでに、幸せと慈愛に満ちたクリスマスソングの合唱を見たことがありません。
この映画のラストシーンは、見るものを暖かく包み込んでくれるようです。
寒空の中を家路を急いでいて、
やっと家にたどりついてドアを開ける。
中から暖かい空気が流れ出て、それにつつまれる。
それにとても似た感覚を覚えてしまう、
とっても心あたたまる映画なんです。
自分に自信をもって生きるって難しい。
うまくいっているときは、「なんでもかかってきなさ~い」なんていい気になるけど、
ちょっとツイてないことが続いたりすると、自分はなんてだめなんだああ!!って落ち込んで、
自分の存在意義って・・??と悩んでしまったり・・
で、この映画、ジェームス・スチュワート扮する主人公は
事業の失敗で、クリスマスの夜に莫大な負債を抱え込んでしまう。
主人公は絶望に打ちひしがれてしまう。
そのとき、人間に扮した天使が現れ、「もし君が存在しなかったら、この町が
どんな風になっていたかを見せてあげよう」という。
自分のいない世界と現実のギャップを見せ付けられ、主人公は自信を取り戻す。
そして、家に戻ると・・・
彼のことを心配した、友人たちがあつまり、カンパをしてくれることに・・・
彼がこれまでしてきた行いが報われた瞬間だった。
そして、誰かが「クリスマスソング」をうたい始め、やがてそれは皆の合唱へと変わる。
なんて素敵なラストなんだろう。
もうこんなクリスマスを過ごしてみたいですよね。
夢と希望とファンタジーにあふれた名作です。
なお、
天使は実は、半人前で、主人公を救えたら、羽をもらえるという約束だったのだ。
で、鈴がなるのが、羽をもらえる合図。
ラストで、主人公たちがうたっているとき、「チリンチリン♪」と鈴の音が聞こえる。
と、主人公の子どもがつぶやく「鈴がなるのは、天使が羽をもらった合図なんだよ!」。
ジェームスは天を見上げてにやりとウィンク。
生きるって、いろんなことに気づいていくことなのかもしれないですね
フランク・キャプラ監督、ジェームス・スチュワート主演。
不朽の名作です。
今日のような日にぜひどうぞ。
※このブログは加筆・修正版です
(クリスマスシーズンに合う内容だったので、再録しました。
投稿:6/29、加筆修正:10/25、再掲載:11/14、再々掲載:12/24)
- 素晴らしき哉、フランク・キャプラ (集英社新書)/井上 篤夫
- ¥798
- Amazon.co.jp
- It’s A Wonderful Life―素晴らしき哉、人生!/著者不明
- ¥2,835
- Amazon.co.jp