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最近、ブルースという音楽がとても気に入っています。
年をとったのか、どうなのか。
この音楽は、南部の黒人の日常が歌詞に織り込まれています。
言うまでもない奴隷制時代から公民権運動の時代にいたるまで
彼らが歌い継いできたメロディがベースになっています。
ビリー・ホリデイのストレンジフルーツのような暗い影を落とすものもあれば、
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月曜日は憂鬱だと歌う、ストーミーマンデイという歌もあります。
多くのトラッド、日本の地域に伝わる歌もそうですが、
それらは、その民族が生きてきたあかしだと思うのです。
彼らの日常、心情、そういったごくごく普通のものが
歌いこまれています。
そこにあるのは、現実の世界なんですね。
最近、そういった音楽を好んで聞くようになってきた背景には、
自分自身の変化もあるのかもしれません。
音楽を通して、歌い手の気持ちに共感してしまっているのかもしれません。
この素敵な音楽は、2003年、100周年を迎えました。
マーティン・スコセッシが音頭を取って、それを7本の映画にまとめたようです(監督はそれぞれれ違う)
それが一番上にのっけた写真のDVDです。
いわゆるはやり歌が嘘である、虚構であるというつもりはありませんが、
その時代を生きた彼らのあかしとして残された音楽を聴き継いでいくことには
おおきな意味があるような気がしています。
というわけで、このブログでも少しずつ紹介していこうと思います。